Rain 亀梨和也


滲んだ灯りが綺麗で にじんだあかりがきれいで
冷たい胸を締め付ける つめたいむねをしめつける
力無くした祈りを ちからなくしたいのりを
掻き消すように降る雨 かきけすようにふるあめ
震えた心 受け止める ふるえたこころうけとめる
途切れた言葉そのままに とぎれたことばそのままに
行き場無くした涙さえ いきばなくしたなみださえ
抱いて眠る この街で だいてねむるこのまちで
人は誰も自分を騙して ひとはだれもじぶんをだまして
微笑み映し出すから ほほえみうつしだすから
叫びだす空か今日の叫びを さけびだすそらかきょうのさけびを
塗り潰し 夜明けが来るなら ぬりつぶし よあけくるなら
さあ その果てに行こう さあ そのはてにいこう
叶わないことが真実ならば かなわないことがしんじつなら
風に揺れた果実を かぜにゆれたかじつを
Ah ただ護リたい 手の中 ああ ただまもりたい てのなか
雲の裂け目が悪戯に くものさけめがいたずらに
希望の意味を語りだす きぼうのいみかたりだす
過去に怯えた瞳さえ かこにおびえたひとみさえ
夢を見せる この空で ゆめをみせる このそらで
人は誰も嘘を信じて ひとはだれもうそをしんじて
正義を作り出すから せいぎをつくりだすから
凍りつく雨が胸の痛みを こおりつくあめがむねのいたみを
切り離す 答えになるなら きりはなす こたえになるなら
そう 刃にもなろう そうやいばにもなろう
戻らないことが過ちならば もどらなことがあやまちならば
枯れた花に未来を かれたはなにみらいを
Ah 尋ねながら ただ行こう ああたずねながら ただいこう
明日を求めた心に あしたをもとめたこころに
無くした筈の祈りを なくしたはずのいのりを
叫びだす空か今日の叫びを さけびだすそらかきょうのさけびを
塗り潰し 夜明けが来るなら ぬりつぶしよあけがくるなら
さあ その果てに行こう さあ そのはてにいこう
叶わないことが真実ならば かなわないことがしんじつならば
風に揺れた果実を かぜにゆれたかじつを
Ah ただ護リたい 手の中 ああ ただまもりたい てのなか