この記事は、以下の前回記事(2025年10月11日公開)以降のGeminiの動きを、公式のリリースノート/公式ブログ/公式ドキュメント中心にまとめています。
まず結論:2025年10月以降の“3つの大きな変化”
2025年10月以降、Geminiの進化は「機能追加」ではなく、生活インフラ化と検索体験の再設計、そして開発者向けAPIの世代交代が同時に進んだのがポイントです。
- 家庭(スマートホーム):Nestの音声アシスタントがGeminiに置き換わり始めた(Gemini for Home) Google ヘルプ+1
- 検索:Google検索がGemini 3を“AIモード”から取り込み、生成UI(見た目も動く)へ寄せている
blog.google - 開発(API):Gemini 3系が本格始動し、同時に旧モデル終了・課金変更など運用上の重要アップデートが続いた
Google AI for Developers
Gemini 3が正式発表
2025年11月、GoogleはGemini 3を「これまでで最も高性能なモデル」として発表しました。
blog.google+1
AIが「会話」から「作業」へ
Gemini 3は、雑談が上手いだけでなく、複数ステップの作業(調べる→比較→下書き→整形)を一連の流れとしてやらせやすい方向に進んでいます(Googleは“エージェント機能”も明確に打ち出しています)。
Geminiアプリ側のアップデート(使う人の体験が変わる)
Geminiアプリの発表内容として、少なくとも以下が明記されています。
blog.google
- Gemini 3:推論がより鋭く、複雑な依頼に対応
- 新しい生成インターフェース:プロンプトに合わせて“最適な応答形式”を出しやすい設計へ
- Gemini Agent(新ツール):複数手順タスクを任せる方向(※米国から、AI Ultraユーザー向け先行展開)
さらに、GeminiアプリではGemini 3 Proが「Thinking」を選ぶだけで使える旨も書かれています
(利用上限はプランで差)。
✅ 行動TIP
- まずはGeminiアプリで「Thinking(思考)」を選んで、“条件が多い相談”(旅行計画、比較検討、文章構成)を投げると差が分かりやすい。
blog.google
Google検索がGemini 3を搭載:検索が“読む”から“作る”へ
2025年11月19日、GoogleはGemini 3をGoogle検索のAIモードに導入し、質問に合わせて「動的なビジュアルレイアウト」「インタラクティブ機能」「シミュレーション」などを生成する方向を明確にしました。
blog.google
記事内では、米国のGoogle AI Pro / UltraユーザーがAIモードで「Thinking」を選択してGemini 3 Proを使えること、今後すべてのユーザーにも広げる予定があることが書かれています。
✅ 行動TIP
- 検索で「比較」や「試算」が必要なとき、従来の“リンクの海”より、AIモードの生成UIが向くケースが増えます(ただし一次情報リンクの確認は必須です)。
Gemini for Home(スマートホーム)が“現実に動き出した”
あなたの10月記事でも触れた「Gemini for Home」ですが、10月末以降で重要なのは “早期アクセスが始まった”ことです。
早期アクセス開始:2025年10月28日(まず米国・英語)
Google Nestの公式ヘルプで、Gemini for Home音声アシスタントの早期アクセスが2025年10月28日に開始、最初は米国で英語と明記されています。
Google ヘルプ+1
いちど切り替えると「Googleアシスタントに戻せない」
これは運用上かなり重要で、公式に「一度切り替えると戻せない」と書かれています。
Google ヘルプ
無料でできること/有料が必要なこと
公式ヘルプには、無料の基本機能(スマートホーム操作、メディア再生、アラーム/タイマー、カレンダー、メモ、リスト、リマインダー等)が例示されています。
一方で、Gemini Liveなど一部機能はGoogle Home Premiumが必要とも明記。
Google Home Premiumの料金(日本ストア表記)
Googleストア(日本)には、トライアル後の料金として以下が明記されています。
Google Store
- Standard:月額 ¥1,000(年額¥10,000)
- Advanced:月額 ¥2,000(年額¥20,000)
また、Gemini for Homeの対応開始時期として「先行アクセス後、地域を順次拡大し、2026年初頭にサポート国・地域で利用可能予定」とも書かれています。 Google Store+1
✅ 行動TIP(スマートホーム初心者)
- いきなり切替は避け、“戻せない”前提で試す(家族の利用も含めて影響が大きい)。
- 日本での提供条件は国・機器で差が出るので、Googleストア/ヘルプの対象国・要件を先に確認するのが安全です。
開発者・運用者向け:Gemini APIの「地味だけど重要」変更(11〜12月)
記事として価値が出やすいのがここです。なぜなら、“使えなくなる日”が明記されているから。
Gemini APIのリリースノート(公式)では、2025年11月〜12月にかけて以下が掲載されています。
Google AI for Developers
4-1. Gemini 3系のAPI提供が開始
- 2025年11月18日:
gemini-3-pro-preview(最初のGemini 3シリーズモデル) - 2025年11月20日:画像向け
gemini-3-pro-image-previewをリリース
加えて、Gemini 3 Pro Previewでの新しい挙動(Media resolution / Thought signatures / Thinking levels など)も案内されています。
4-2. 旧モデルの終了・終了予告(移行必須)
text-embedding-004:2026年1月14日にシャットダウン予告gemini-2.5-flash-image-preview:2026年1月15日にシャットダウン予告- Gemini Live APIの一部モデル:2025年12月9日時点でシャットダウン
4-3. 料金・課金の注意(運用トラブルになりやすい)
- Gemini 3の「Grounding with Google Search」課金が2026年1月5日から開始予定
Google AI for Developers
✅ 行動TIP(開発者・運用者)
まとめ:10月以降の“本質的アップデート”
- Gemini 3が正式発表され、アプリと検索が“思考+生成UI”に寄った
blog.google+2blog.google+2 - Gemini for Homeが早期アクセスとして動き出し、家庭の音声アシスタント置換が現実になった(戻せない点に注意)
Google ヘルプ+1 - Gemini APIはGemini 3系が始動する一方、旧モデル終了と課金変更が明確となった。
Google AI for Developers


