WordPress 7.0の新リリース日程が公開|延期理由と最新スケジュールをわかりやすく解説

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WordPress 7.0は、当初予定されていた2026年4月9日から延期されていました。
その後、新しいリリース日程が公開され、正式リリース日は2026年5月20日に変更されました。
延期の主な理由は、リアルタイム共同編集機能に関する設計・安定性・ホスティング環境での検証を進めるためです。

WordPress 7.0の新しいリリース日はいつ?

WordPress 7.0の新しい正式リリース日は、2026年5月20日です。

Make WordPress Coreでは、2026年4月22日付で「WordPress 7.0 Release Party Updated Schedule」が公開され、WordPress 7.0の新しいリリース日がMay 20th, 2026であることが示されました。

当初、WordPress 7.0は2026年4月9日にリリースされる予定でした。
しかし、リリース直前の段階で延期が発表され、しばらく正式な新日程が未確定の状態になっていました。

新しいリリーススケジュール

追加で公開されたリリーススケジュールは、以下の通りです。

日程内容
2026年5月8日 15:00 UTCRC3。ただし実質的には「新しいBeta 1」としてテスト
2026年5月14日 15:00 UTCRC4。ただし実質的には「新しいRC1」として扱う
2026年5月19日 15:00 UTCドライラン/24時間コードフリーズ
2026年5月20日WordPress 7.0正式リリース予定

なぜWordPress 7.0は延期されたのか?

WordPress 7.0延期の中心にあるのは、リアルタイム共同編集機能です。

WordPress 7.0では、複数人での編集や同期を見据えた新しい仕組みが導入される予定で、その設計・保存方式・キャッシュ無効化・ホスティング環境への影響などについて、追加の検証が必要になりました。

特に注目されたのが、共同編集や同期処理を支えるためのデータ保存方法です。
新しい専用テーブルの導入案や、postmeta・transientsを使う方針などが検討され、最終的に「長く使える設計にするため、もう少し時間をかける」という判断になりました。

出典:Extending the 7.0 Cycle Make WordPress Core

「RCなのにBeta扱い」とはどういう意味?

今回のスケジュールで少し分かりにくいのが、RC3を実質的にBetaのように扱うという点です。

通常、RC(リリース候補)版は製品の最終確認段階を意味し、ほぼ完成した状態です。
WordPress 7.0はすでにRC2まで到達していましたが、リアルタイム共同編集機能の検証と調整を慎重に行うため、RC3では方針を変更しました。
名称は「RC3」のままですが、実際には「新しいベータ1」として扱い、本格的なテストを実施する予定です。

これは、WordPress 7.0が単なる小さな機能追加ではなく、今後の編集体験や共同作業の基盤に関わる大きな変更を含んでいるためです。

これまでの流れ

WordPress 7.0のリリース日決定までの流れを整理すると、次のようになります。

日付出来事
2026年2月12日当初のリリースパーティースケジュール公開。正式リリース予定日は4月9日
2026年3月24日RC1公開
2026年3月26日RC2公開
2026年3月31日WordPress 7.0の延期が発表
2026年4月2日4月22日までに新スケジュールを公開すると説明
2026年4月22日新しいリリーススケジュールを公開
2026年5月20日WordPress 7.0正式リリース予定

延期発表時点では「数週間の延期」とされており、その後、4月2日の説明で「4月22日までに新しいスケジュールを公開する」と案内されました。

今回の更新により、最終的な正式リリース予定日が2026年5月20日であることが明らかになりました。

サイト運営者はリリース後すぐに本番適用するよりも、まずはバックアップと検証環境での確認をおすすめします。

参考:WordPress 7.0 リリーススケジュール更新版

一般ユーザーが確認しておきたいポイント

WordPress 7.0正式リリース前に、サイト管理者は次の点を確認しておくと安全です。

  1. バックアップ体制の確認
    ファイルとデータベースの両方をバックアップできる状態にしておきます。
  2. PHPバージョンの確認
    古いPHP環境を使っている場合、メジャーアップデート時に不具合が起きやすくなります。
    (WordPress 7.0の必須(最低)環境は、PHP 7.4 以上です)
  3. プラグインの更新状況を確認
    長期間更新されていないプラグインは、WordPress 7.0対応が遅れる可能性があります。
  4. テーマの互換性を確認
    独自テーマや古いテーマを使っている場合は、表示崩れやエディター周りの不具合に注意が必要です。
  5. ステージング環境でテスト
    本番サイトではなく、コピー環境で先に動作確認するのが安全です。

WordPress 7.0は何が大きなポイントなのか?

WordPress 7.0の注目点は、単に「新バージョンが出る」ということではありません。
今回の大きなテーマは、今後のWordPress編集体験を支えるリアルタイム共同編集の基盤づくりです。

Googleドキュメントのように、複数人が同じ編集画面で作業するような体験をWordPressでも実現していくためには、データ保存、ユーザー状態の同期、キャッシュ、サーバー負荷など多くの技術的な課題があります。

WordPress 7.0の延期は、その土台を慎重に整えるための判断といえます。

まとめ

WordPress 7.0の新しいリリース日程が公開され、正式リリース日は2026年5月20日に決まりました。
当初予定されていた2026年4月9日からは延期されましたが、その理由はリアルタイム共同編集機能の設計や安定性を高めるためです。

今回の延期は、単なる遅れではなく、WordPressの将来の編集体験を支える重要な準備期間といえます。
サイト運営者は、正式リリース後に慌てて更新するのではなく、バックアップ、プラグイン確認、テーマ確認、ステージング環境でのテストを進めておくと安心です。

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