0秒セッション急増の原因と対策を解説
2026年に入り、Google Analytics 4(GA4)で
「シンガポールからの謎のアクセス」が急増しているという報告が増えています。
特に多くのサイトで共通しているのが、以下のような不自然なデータです。
- 平均エンゲージメント時間:0秒
- 直帰率:ほぼ100%
これらは一見するとアクセス増加に見えますが、実際はサイト分析を狂わせるスパム(ボット)トラフィックの可能性が高いとされています。
2026年2月のGoogleアップデートとの関係
Googleは以下のアップデートを実施しています。
- 2026年2月5日:Discoverコアアップデート開始
- 2026年2月27日:展開完了
参考:2026 年 2 月の Google の Discover コア アップデート
参考:Google Search Status Dashboard
このアップデートは主にDiscover表示の品質改善を目的としたものですが、
SEO業界ではこの期間と前後して、 未発表のアルゴリズム調整(サイレントアップデート)が行われていると指摘されています。
GA4で確認されること
2025年12月のコアアップデートで終息したと考えられていたシンガポール(Singapore)発スパムトラフィック(直帰率がほぼ100%で、平均エンゲージメント時間が0秒)がGA4に再度ログされるようになった。
- 2025年12月頃に一度沈静化
- 2026年1月頃から再び発生
- 2026年2月下旬〜3月にかけて増加

参考サイト:GA4異常アクセス対策:ブラウザの言語情報を活用して中国・シンガポールからのスパムを遮断する
参考ページ
なぜ起きるのか?(原因)
有力視されている原因は以下です。
■ ゴーストスパム(Measurement Protocol悪用)
実際にサイトへアクセスせず GA4に直接データを送信する手法です。
2026年3月に気をつけたい見方
今回のポイントは、「2026年3月に急に新しいスパムが始まった」と単純化しないことです。
実務報告ベースでは、2026年1月から再観測され、2月下旬から増加傾向という流れです。
なので、2026年3月は“問題が見えやすくなった時期”として捉えるほうが正確です。
このスパムが厄介なのは、「アクセス増加」に見えてしまうことです。
具体的な影響:
- CV率が異常に低下
- 平均滞在時間が崩れる
- 地域データが壊れる
- SEO判断を誤る
つまり、 データが信用できなくなるのが最大の問題です。
今すぐできる対策
GA4の探索で異常セッションを切り分け 分析時に除外する。
異常セッション例:
- 国:Singapore
- エンゲージメント時間:0秒
分析用セグメントで除外する
過去データを正しく見たいときは、探索で「Singapore かつ 0秒エンゲージメント」などの条件を除外したセグメントを作り分析時に除外します。
参考:Spam traffic in GA4: How to detect, filter & prevent it
サーバーログやCDNログと突き合わせる
GA4だけ増えて、サーバーログやCloudflare側に実アクセスが見えないなら、ゴーストトラフィックの疑いが高まります。
GA4だけを見て判断しないことが大切です。
まとめ
2026年3月時点で話題になっているシンガポール発GA4スパムアクセスは、正式なGoogle発表がある障害ではなく、現場で再び増加が観測されている異常トラフィック問題です。
Google公式には2026年2月のDiscoverコアアップデート開始・完了は確認できますが、GA4スパム再増加との直接関係は公表されていません。
参考:2026 年 2 月の Google の Discover コア アップデート
ただし、現場で報告されている特徴はかなり共通しています。
Direct流入、English、Chrome、Windows 10、0秒エンゲージメント、直帰率ほぼ100%。
これに当てはまるなら、まずはスパムを疑ってよいでしょう。
参考:GA4異常アクセス対策:ブラウザの言語情報を活用して中国・シンガポールからのスパムを遮断する
参考ページ:




